小さなアンティーク菓子箪笥の出品です。入手経緯は不明ですが、入手後大事に保管されていたものです。上部の持ち手や引出しのつまみの金属は、通称「あか」と呼ばれる銅（訓読み：あかがね）です。桑材が使われ上物（じょうもの）感があります。箪笥には、わずかですが、何かの跡による汚れや変色、キズ、漆塗（赤、黒）の一部剥がれなどがあり経年がうかがえます。箪笥はガタツキや反りなどが生じないよう堅固に作られ、引出しは引っ掛かりなく出し入れができます。堅固な作り、あかの使用、経年などから、製作時期は和洋折衷のモダンな大正時代ではなくそれより前の明治時代で、指物師（家具製造の職人）の手によるものと考えられます。引出しの内寸は、上から、深さ２０ｍｍ・２５ｍｍ・２７mm・３６ｍｍ／幅１３５mm／奥行１４７mmです。箪笥の高さ１８０ｍｍ、幅１５０ｍｍ、奥行１５０ｍｍ、重さ９５０ｇです。数値に多少の誤差はあります。アンティークコレクションに加えていただく、実用として、菓子入れとしては勿論のこと、小物入れ、飾り置物、など用途はいろいろと考えられます。ご購入を検討いただければ幸です。商品の情報カテゴリー : その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 京都府